朝食や軽食として日常的に食べることの多い「パン」。
コンビニやスーパーにはさまざまな種類のパンが並んでおり、手軽に購入できる便利さがありますよね。
しかしその一方で、「どんな添加物が入っているの?」
「子どもにも安心して食べさせられる?」と不安に思ったことはありませんか?
この記事では、市販のパンに使われている添加物の実態やその影響、そして安心・安全なパンの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
目次
市販のパンにおける添加物の現状
添加物はなぜ使われるのか?
市販のパンには、ふんわり感を出したり、日持ちをよくしたりするためにさまざまな添加物が使われています。
具体的には「イーストフード」「乳化剤」「保存料」などが挙げられます。
パンを大量生産し、長期間販売するうえで添加物は便利な存在ですが、体への影響が気になる成分もあるのが事実です。
安心・安全なパンを選ぶ重要性
小さなお子さんや健康を気にする方にとって、添加物の少ない、できれば無添加のパンを選ぶことはとても大切です。
パンは日常的に食べるものだからこそ、少し意識するだけで健康への負担を減らすことができます。
食品添加物とは
食品衛生法では、食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するものと定義されています。
パンに含まれる主な添加物とその影響
イーストフードとは?
イーストフードは、パンの発酵を助けるために使われる複数の化学物質の総称です。
使用基準があるとはいえ、過剰な摂取は避けたい成分とされています。
また、「イーストフード」と表示されていても、実際には10種類以上の化合物が含まれている場合があるため、消費者が成分を把握しにくいのが問題点です。
トランス脂肪酸の健康リスク
マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、心臓病のリスクを高める可能性があると言われています。
近年では、トランス脂肪酸の使用を控える動きが広がっていますが、市販のパンにはまだ含まれている商品もあるため注意が必要です。
その他の添加物(乳化剤、保存料など)
- 乳化剤:パンの食感を良くするために使われますが、合成由来のものが多く、アレルギー反応を起こすことも。
- 保存料:賞味期限を延ばすために使用されますが、過剰摂取は腸内環境に影響を与える可能性があります。
安心・安全なパンの選び方
原材料表示の確認ポイント
パッケージ裏の原材料表示をチェックする習慣をつけましょう。
添加物が多いパンほど、原材料欄が長くなりがちです。
目安としては、見慣れないカタカナや化学名が多い商品は要注意です。
国産小麦使用のメリット
国産小麦はポストハーベスト農薬(収穫後の農薬)を使っていないことが多く、安全性が高いとされています。
また、地産地消の観点からも環境に優しい選択です。
無添加・オーガニック認証の重要性
「無添加」「オーガニック」と表示されたパンは、化学添加物を極力使わずに作られた商品です。
特に「有機JAS認証」マークがあると、農薬や化学肥料を極力使わない厳しい基準をクリアしている証拠になります。
スーパーやコンビニで購入できるおすすめ無添加パン
パスコ「超熟 国産小麦」
大手パンメーカー・パスコが手がけるこの商品は、イーストフード・乳化剤不使用で、国産小麦100%使用。
自然な甘みともちもち食感が魅力です。
セブンイレブン「ふんわり食感のセブンブレッド」
セブンイレブンのオリジナルパン。
保存料・着色料不使用で、柔らかな食感と素朴な味わいが特徴です。
手軽に買えるのもポイント。
トップバリュ「パン・ド・ミ」
イオン系列で購入できる商品。
乳化剤・イーストフード不使用で、飽きのこない味わい。
コスパも良く、家計にやさしいのがうれしいですね。
通販で購入できるおすすめオーガニックパン
メステマッハー「オーガニック ディンケル&グリューンカン」
ドイツ産のライ麦パンで、オーガニック素材のみを使用。
噛みごたえのあるハード系で、健康志向の方に人気。
食物繊維もたっぷりです。
風土火水「オーガニックパン&チーズBOX」
国産オーガニック素材にこだわったパンとチーズの詰め合わせ。
無添加・天然酵母使用で、丁寧に作られた味が楽しめます。
ギフトにもおすすめです。
まとめ:市販で安心・安全なパンの選び方とおすすめ商品
健康的なパン選びのポイント再確認
- 原材料表示をしっかりチェックする
- イーストフード・乳化剤・保存料の有無を確認
- 国産小麦やオーガニック表示を目安にする
日常的に安心・安全なパンを取り入れるために
すべてのパンを無添加にするのは難しいかもしれませんが、少しずつ選び方を意識することで、健康的な食生活へ一歩近づくことができます。
まずはお気に入りの安心パンを見つけて、日々の食卓に取り入れてみましょう!