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室内ハーブでゴキブリ対策!育て方・効果・おすすめの種類まとめ

「ゴキブリを見たくない…でも殺虫剤や化学薬品はちょっと心配…」

そんな方におすすめなのが、室内で育てられるハーブを使ったゴキブリ対策です。

自然の香りで害虫を寄せ付けないハーブは、安全性が高く、見た目もおしゃれ

この記事では、ゴキブリが嫌うハーブの種類や育て方、活用法まで詳しくご紹介します!

ゴキブリ対策にハーブを使う理由

ハーブには、人間には心地よい香りでも、ゴキブリなどの害虫にとっては不快な香りを持つものがあります。

たとえば、ミントやレモングラスには「メントール」や「シトラール」といった忌避成分が含まれており、これがゴキブリの接近を防いでくれるのです。

また、天然由来で子どもやペットがいる家庭でも安心して使えるのが嬉しいポイント。

見た目も可愛く、部屋のインテリアとしても映えるため、まさに一石二鳥の対策法と言えるでしょう。

ハーブの特徴は、穏やかに働きかけながらココロとカラダのバランスを回復すること。

出典:enherb>ハーブの基礎知識

室内で育てられる点のメリット

ハーブはベランダだけでなく、キッチンの窓辺やリビングの棚でも育てられるのが魅力。

狭いスペースでも育てやすく、日常の中で自然と虫除け効果が期待できます。

  • 室内で管理しやすい
  • 水やり・お世話がシンプル
  • 観葉植物としても活用できる

特にキッチン周りはゴキブリが出やすい場所。

そこにハーブを置いておけば、常にゴキブリを遠ざける空間を作ることが可能になります。

ゴキブリが嫌うハーブの種類と特徴

ミント(ハッカ)

定番の虫除けハーブ。

強いメントールの香りがゴキブリの神経を刺激し、近づきにくくします。

育てやすく、キッチンにもぴったり。

アロマティカス

肉厚な葉と爽やかな香りが特徴の観葉植物。

触れるだけでも香りが広がるので、インテリア性も抜群。

乾燥にも強いので初心者におすすめです。

タイム

料理にも使える万能ハーブ。

芳香成分「チモール」が忌避効果を持ち、ゴキブリだけでなくダニや蚊にも効果あり。

小さめの鉢でも育てやすいのが魅力です。

レモングラス

爽やかなレモン系の香りに含まれる「シトラール」が、ゴキブリの忌避成分として働きます。

少し大きめですが、室内の日当たりの良い場所で元気に育ちます。

クローブ

スパイスとしても知られるクローブ。

強い香りの主成分「オイゲノール」が、害虫の感覚を麻痺させるといわれています。

乾燥させたクローブをサシェにする活用法もおすすめ。

室内でのハーブの育て方と設置場所

鉢植えでの育て方と注意点

  • 鉢底に水はけ用の石を入れる
  • 通気性のよい土を使う
  • 過湿にならないよう、水やりは土が乾いてから

特にミントは繁殖力が強いため、単体で植えるのがベストです。

日当たり・風通しなど管理のコツ

  • 日当たりの良い窓辺が最適
  • 風通しが悪いと虫やカビが発生しやすい
  • 定期的に剪定して、蒸れを防ぐ

ハーブは弱い光でも育つ種類が多いため、室内のLEDライトでもある程度育成可能です。

インテリア性と実用性の両立方法

おしゃれな鉢や吊り下げプランターを使えば、見た目も楽しめて一石二鳥。

キッチンや玄関、寝室など空間に合わせた配置を工夫すると、より実用的です。

ハーブを使ったゴキブリ対策の活用法

精油やドライハーブでの応用

  • ハーブから抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使えば、香りの効果をダイレクトに活用可能
  • ドライハーブはクローゼットや棚の隙間にも設置しやすい

自作スプレーやサシェの作り方

【ハーブスプレーの作り方】

  • 無水エタノール:10ml
  • 精油(例:ミント、レモングラスなど):10滴
  • 水:90ml
    → よく振ってから使用。キッチン周りやゴミ箱付近にスプレーすると効果的。

【サシェの作り方】

  • 乾燥させたハーブをガーゼや布袋に詰めて、引き出しや棚に置くだけ
  • 数週間ごとに交換 or 精油を追加して香りを復活

市販のハーブ系虫除け商品の紹介

  • アース「ハーブの香りの虫よけスプレー」
  • 無印良品「エッセンシャルオイル・虫よけブレンド」
  • カインズや100均でも、ハーブ成分入りの虫除けグッズが手軽に手に入ります。

ハーブ使用時の注意点と限界

ハーブはあくまで「忌避(近づけないようにする)」効果にとどまります。

駆除はできないため、すでにゴキブリが発生している場合には、他の対策と併用が必要です。

また、香りに慣れてしまう個体もいるため、ハーブの種類をローテーションするのも効果的です。

忌避効果の持続性について

  • 精油:数時間〜1日
  • 生のハーブ:香りが弱くなったら交換
  • サシェや乾燥ハーブ:1〜2週間が目安

定期的に香りを補充することが、効果を維持するコツです。

ハーブだけに頼らない総合的な対策の重要性

ハーブはあくまで補助的な存在。

以下のような基本対策と組み合わせることで、より強力なゴキブリ対策が実現します。

  • 生ゴミはすぐに処理
  • 排水口・隙間をふさぐ
  • 定期的な掃除で巣を作らせない
  • 市販の捕獲器や毒エサを併用

まとめ:室内ハーブでの自然なゴキブリ対策の魅力

ハーブを使った室内でのゴキブリ対策は、自然で安心・おしゃれで簡単。ゴキブリを遠ざけながら、インテリアとしても楽しめる一石二鳥の方法です。

まずは育てやすいミントやアロマティカスから始めてみてください。

日々の暮らしにハーブを取り入れて、ゴキブリのいない快適な空間を手に入れましょう!

  • この記事を書いた人

ウェルビー

医療従事者 | 学会発表 | 良い状態(well-being)を叶えるために"サステナブル"に関わる様々な情報について発信していきます

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