料理の味付けに欠かせない「塩」。
でも、普段なんとなく選んでいるその塩、本当に体に優しいものですか?
最近では健康志向の高まりとともに、ミネラルが豊富な「天然塩」に注目が集まっています。
この記事では、「天然塩ってなに?」「どうやって選べばいいの?」という疑問から、スーパーで手軽に買えるおすすめ商品、さらに簡単レシピまで、わかりやすくご紹介します!
天然塩とは?その魅力と健康効果
精製塩との違いとは?
スーパーに並ぶ塩には大きく分けて2種類あります。
- 精製塩(食塩):化学的にナトリウムを取り出して作られ、ほぼ塩化ナトリウムのみ。粒が細かく、味にパンチはあるものの、単調です。
- 天然塩:海水や岩塩から自然な形で作られ、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどの天然ミネラルがバランスよく含まれています。
つまり、天然塩はただ「しょっぱい」だけでなく、深みのある味わいと栄養面のメリットが魅力なんです。
ミネラル豊富な天然塩の健康効果
天然塩に含まれるミネラルは、実は体の機能維持に大切な栄養素。
以下のような働きがあります。
- マグネシウム:神経や筋肉の正常な働きをサポート
- カルシウム:骨や歯の健康を維持
- カリウム:塩分の排出を助け、むくみ防止にもおすすめ
精製塩と比べてミネラルが自然な形で摂れるため、「塩=悪者」ではなく、使い方次第で健康の味方になるのが天然塩です。
塩は、塩化ナトリウムと「にがり」と呼ばれるミネラル分が主成分です。
出典:cotogoto>塩
天然塩の選び方ガイド
製法の違いを知ろう(天日塩・平釜・岩塩)
天然塩には製法の違いによって風味やミネラルバランスが変わります。
- 天日塩:太陽と風の力で海水を乾燥。まろやかで雑味が少ない。
- 平釜:昔ながらの製法で、じっくり煮詰めることでミネラルをしっかり残す。旨味が強め。
- 岩塩:地中で長い時間をかけてできた塩の結晶。塩味がシャープで料理のアクセントに◎。
添加物の有無と安全性チェック
「天然塩」とうたっていても、中には固結防止剤などの添加物が含まれる製品も。
原材料表示をしっかり見て、
- 「海水(国産)」
- 「岩塩(海外産)」
など、余計なものが入っていないかを確認しましょう。
用途に合わせた粒度と風味の選び方
料理に使うなら、粒の大きさと風味もチェックポイント。
- おにぎりや天ぷら:粒が細かくてまろやかな味
- 肉や魚のグリル:粗めの岩塩でしっかりとした塩味
- サラダや塩もみ:ミネラル感のある塩が素材の味を引き立てる
スーパーで購入できるおすすめ天然塩5選
ここでは、全国のスーパーや通販で手に入りやすい人気の天然塩をご紹介!
ぬちまーす(沖縄県産)
沖縄の海水100%使用。
ギネス認定のミネラル含有量を誇り、粉雪のようにふんわりとした質感が特徴。
▶ まろやかな塩味で、サラダや果物にかけるのもおすすめ!
雪塩(宮古島産)
海のミネラルを結晶の中に閉じ込めた、独自製法の塩。パウダー状で溶けやすく、どんな料理にもなじみます。
▶ クッキーなどお菓子作りにも使える万能塩!
青い海(沖縄県産)
伝統的な「平釜製法」でじっくり炊き上げ。
旨味がしっかりしていて、家庭料理との相性抜群。
▶ 日常使いにぴったりで、コスパも良好。
シママース(沖縄県産)
しっかりとした塩味で、天ぷらや焼き魚など素材を活かす料理に合う。
▶ 固結防止剤が入っているタイプもあるので、無添加タイプを選ぶのがおすすめ。
天然塩 あまび(国産)
全国の塩職人が手間ひまかけて作る本格派。
パッケージもおしゃれでギフトにも。
▶ そのままつまんでも美味しいと評判の塩!
天然塩を使ったおすすめレシピ
天然塩の美味しさは、シンプルな料理でこそ引き立ちます。
シンプルなおにぎり
炊きたてご飯にお気に入りの天然塩をひとつまみ。
▶ 塩だけなのに、驚くほど旨味が広がります。
野菜の塩もみ
きゅうりやキャベツを天然塩で軽くもむだけ。
▶ 素材の甘みが引き出され、常備菜としてもおすすめ。
グリル料理
鶏肉や魚に天然塩をふりかけて焼くだけ。
▶ 塩が素材の旨味を引き立て、シンプルなのに絶品!
まとめ:自分に合った天然塩を見つけよう
日常使いにおすすめの天然塩とは?
- コスパと使いやすさ重視 → 青い海、シママース
- 味の奥深さを楽しみたい → ぬちまーす、雪塩
- ギフトやこだわり派に → 天然塩 あまび
健康と美味しさ、どちらもあきらめない
日々の食事の中で、無理なく取り入れられるのが天然塩の魅力。
塩を変えるだけで料理の印象が変わり、健康効果も期待できるなんて嬉しいですよね。
ぜひ、自分のライフスタイルに合った天然塩を見つけて、毎日のごはんをもっとおいしく楽しんでください!