「無添加って書いてあるけど、本当に体にいいの?」「普通のポテトチップスとどう違うの?」
最近では健康志向の高まりから「無添加ポテトチップス」が人気です。
しかし、「ポテチはやっぱり体に悪いのでは?」という声も根強いですよね。
この記事では、無添加ポテトチップスの成分や添加物との違い、体への影響をわかりやすく解説します。
目次
無添加ポテトチップスとは?
「無添加」の意味とは?
「無添加」とは、人工的な保存料・着色料・香料などの添加物を使用していないことを意味します。
ただし、表示の仕方にはルールがあり、完全に何も加えていないという意味ではないので注意が必要です。
一般的なポテトチップスとの違い
市販のポテチには以下のような添加物が使われていることが多いです
- 酸化防止剤(油の劣化防止)
- 人工香料(チーズ味など)
- 着色料(見た目をよくする)
一方、無添加ポテトチップスはシンプルな原材料(じゃがいも・油・塩など)だけで作られているのが特徴です。
無添加食品とは、食品添加物を一切使用しない食品を指し、「無添加調理」や「不使用」も同義です。
無添加でもポテトチップスが「体に悪い」と言われる2つの理由
1.油と塩の摂りすぎには注意
無添加だからといって、カロリーや油分が低いわけではありません。
ポテトチップスは基本的に油で揚げて作るため、脂質や塩分の摂取量が気になるポイントです。
- 1袋(60g)で約330〜400kcal
- ナトリウム(塩分)は1日推奨量の3〜5割になることも
2.揚げる過程で発生する「アクリルアミド」
ポテトチップスを高温で揚げることで、アクリルアミドという発がん性の懸念がある物質が微量に発生します。
これは無添加かどうかにかかわらず、揚げたジャガイモ全般に共通するリスクです。
無添加ポテチが選ばれる2つの理由
1.安心・安全な素材
子どもや妊婦さんにも安心して食べられるよう、素材の産地や製造工程にこだわっている商品が多いのが魅力です。
- 国産じゃがいも使用
- トランス脂肪酸不使用の油
- 天然塩や岩塩など、自然由来の調味料
2.素材の味が楽しめる
「シンプルだけど味わい深い」という声も多く、じゃがいも本来の風味や甘みを感じやすいのもポイント。
食べすぎなければ、満足感の高いおやつになります。
無添加ポテトチップスは体に悪い?体にやさしい食べ方のコツ
量を決めて楽しむ
無添加とはいえ、ポテトチップスは適量を守って食べることが大切です。
- 1回に食べる量を30g(手のひら1杯程度)にする
- 複数人でシェアする
- 毎日は食べない
他のおやつとバランスを取る
ドライフルーツやナッツ、ヨーグルトなどと組み合わせることで、栄養バランスが整いやすくなります。
無添加ポテチを、健康的なおやつの一部として上手に取り入れましょう。
【まとめ】無添加ポテトチップスは体に悪い?
無添加ポテトチップスは、添加物の心配が少ない安心なおやつですが、「体にいい食べ物」と過信しすぎるのはNG。
揚げ物である以上、カロリーや油の摂取には注意が必要です。
ただし、素材や製造にこだわった無添加商品は、市販の一般的なポテチよりも体にやさしい選択肢になることは間違いありません。
ぜひ、「量」と「頻度」を意識しながら、美味しく楽しく取り入れてみてください!