「赤ちゃんの離乳食、何を使ったら安心なの?」
そんな悩みを持つママ・パパも多いのではないでしょうか。
素材の味を大切にしたい離乳食。
でも、どうしても味が物足りなかったり、赤ちゃんが食べてくれなかったりする時ってありますよね。
そんな時に便利なのが「無添加コンソメ」。風味を加えながらも、赤ちゃんの体にやさしい選択ができるのが魅力です。
目次
離乳食におけるコンソメの使用時期と注意点
コンソメは離乳食でいつから使える?
一般的に、コンソメの使用は離乳食後期(9〜11ヶ月頃)以降が目安とされています。
この時期になると、赤ちゃんの消化機能も少しずつ発達し、少量の調味料であれば取り入れてもOK。
ただし、大人用の濃い味付けはNG。
無添加・減塩タイプを選び、風味づけ程度に使うことがポイントです。
赤ちゃんにとって塩分や添加物はなぜ避けるべき?
赤ちゃんの腎臓はまだ未熟。
塩分を過剰に摂取すると、体に負担がかかります。
また、食品添加物も消化・代謝しづらいため、避けたい成分のひとつ。
市販のコンソメには、化学調味料や保存料、香料などが含まれていることも多く、赤ちゃんの離乳食には向きません。
だからこそ、「無添加」にこだわる価値があるのです。
フランス語の「コンソメ」とは「スープ」を表す言葉です。原料となる肉や香味野菜、ハーブなどを長時間煮込み、調味料で味付けしたものを濾して作ります。
無添加コンソメの選び方ガイド
原材料表示で見るべきポイント
無添加コンソメを選ぶ際は、原材料表示がシンプルかつ自然な素材で構成されているかをチェックしましょう。
● 「チキンエキス」「野菜エキス」「食塩」「酵母エキス」など、聞きなじみのある素材
● 「調味料(アミノ酸等)」「香料」「着色料」などの表記がない
この2点が確認できれば、まずは安心と言えます。
「無添加」と書かれていても安心できない理由
実は、「無添加」の定義には明確なルールがないため、一部の添加物を省いただけでも無添加と表記されるケースがあります。
例えば、「化学調味料不使用」と書いてあっても、他の添加物が入っていることも。
だからこそ、パッケージの言葉だけでなく、裏面の原材料欄をチェックする習慣が大切です。
離乳食向けの低塩タイプを選ぶコツ
「無添加」+「減塩」が離乳食向けコンソメの理想型。
● 食塩が控えめ(できれば1g以下/5g中)
● ベースが野菜や鶏などシンプルな素材
● 風味がやさしく、クセがない
こうした特徴がある商品を選ぶと、赤ちゃんが食べやすく、ママも安心して使えます。
離乳食におすすめの無添加コンソメ3選
①前田家の完全無添加チキンコンソメ
- 【特徴】国産鶏と国産野菜をじっくり煮込んだスープを粉末に。調味料・香料・保存料すべて不使用。
- 【おすすめポイント】やさしい味わいで離乳食後期〜幼児期まで長く使える。
②生活クラブの安心コンソメ顆粒
- 【特徴】生活クラブ独自基準で、すべての原材料を厳選。食塩も控えめ。
- 【おすすめポイント】顆粒タイプで少量ずつ使いやすく、離乳食の調整にぴったり。
③マギー 無添加コンソメの使いやすさ
- 【特徴】「アミノ酸等」「香料」などを一切使わないシンプル設計。
- 【おすすめポイント】大手ブランドながら無添加対応で入手しやすく、日常使いにもおすすめ。
無添加コンソメを使った簡単離乳食レシピ
野菜たっぷりコンソメスープ
【材料(2食分)】
- にんじん:20g
- 玉ねぎ:20g
- じゃがいも:20g
- 無添加コンソメ:少々
- 水:150ml
【作り方】
- 野菜を細かく刻み、柔らかく煮る
- 無添加コンソメを加えてさらに5分煮込む
- 粗熱をとってから食べやすい温度にして完成
→ 野菜の甘み+コンソメの旨みで、赤ちゃんがパクパク食べてくれます!
コンソメ風味のおかゆ・煮込みメニュー
● コンソメ風味のおかゆ
→ 炊いたごはんに水と野菜、無添加コンソメを加えてコトコト煮るだけ。
● かぼちゃとささみの煮込み
→ 柔らかくしたかぼちゃとささみを細かくし、無添加コンソメで味つけ。ほんのり風味がついて、食いつきアップ!
まとめ
離乳食における「無添加コンソメ」のポイントをおさらいしましょう。
- コンソメは離乳食後期から少量ずつ
- 塩分・添加物を避けるには「原材料チェック」が必須
- 「無添加+減塩タイプ」を選ぶと安心
- 毎日のメニューに使いやすい商品を常備すると便利
赤ちゃんの体は、日々の食事でつくられていきます。
最初の一歩だからこそ、安心できる調味料を選びたいものですね。
「どれを選べばいいか分からない…」そんな時は、今回ご紹介した3商品を参考に、ぜひあなたと赤ちゃんに合う無添加コンソメを見つけてください。