離乳食が進んでくると、「そろそろたんぱく質を増やしたいな」と思うママやパパも多いのではないでしょうか?
そんな時におすすめなのが「納豆」です。
手軽に栄養がとれて、赤ちゃんの腸内環境にもやさしい納豆は、離乳食にもぴったり。
ただし、どんな納豆でもOKというわけではありません。
今回は、離乳食におすすめの市販納豆5選と、選ぶ際のポイントや簡単レシピまで、わかりやすくご紹介します!
納豆を離乳食に取り入れるメリットと注意点
納豆を離乳食に取り入れるメリット
納豆は大豆から作られた発酵食品で、赤ちゃんの成長にうれしい栄養がたっぷり!
- 植物性たんぱく質:筋肉や体の成長に必要
- 食物繊維:便秘がちな赤ちゃんに◎
- ビタミンB群:代謝やエネルギーづくりに役立つ
- 納豆菌:腸内環境を整える効果も期待
さらに、火を使わずそのまま使えるので、忙しい日でも簡単に栄養プラスできるのが魅力です。
納豆を始める時期と注意点
離乳食に納豆を取り入れるタイミングは、離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)からが一般的です。
ただし、最初は以下の点に注意しましょう。
- 細かく刻む or ひきわり納豆を使用
- タレやからしは絶対に使わない
- 加熱してから使うと、より安心
- 最初は少量からスタートし、アレルギーの有無を確認
納豆は大豆が発酵してできたもの。この発酵を促すのに欠かせないのが納豆菌です。
離乳食向け納豆の選び方
赤ちゃんが食べやすい形状を選ぶ
赤ちゃんが食べやすい納豆のタイプは主に3つです。
- ひきわり納豆:皮が除かれていて舌触りがなめらか
- ペーストタイプ:よりドロっとしていて、初期~中期にぴったり
- パウダータイプ:おかゆやスープに混ぜやすく使いやすい
➡ 離乳食初期~中期はペーストやひきわり、後期以降はパウダーや刻んだ納豆など、月齢に合わせて使い分けましょう。
国産大豆・非遺伝子組み換え大豆を選ぶ
赤ちゃんの体に入るものだからこそ、安全性の高い原料を選ぶことが大切です。
- 国産大豆使用:品質や管理体制に信頼がある
- 非遺伝子組み換え:安心して与えられる
パッケージをよく確認し、「国産」や「非遺伝子組み換え」の表記があるものを選びましょう。
付属のタレ・からしは使用しない
納豆についてくるタレやからしは、赤ちゃんには塩分が強すぎるのでNGです。
必ず外して、納豆だけを使うようにしましょう。
離乳食におすすめの市販納豆5選
ここからは、実際に赤ちゃんの離乳食に取り入れやすい市販の納豆を5つ厳選してご紹介します。
ヤマダフーズ「超・細か~い きざみ納豆」
- 特徴:極細かく刻まれていて、通常のひきわりよりもさらに滑らか。口当たりがよく、赤ちゃんもパクパク食べやすい。
- 活用法:おかゆに混ぜたり、加熱して野菜と和えても◎
ミツカン「金のつぶ 国産ひきわり」
- 特徴:国産大豆100%使用で安心。タレ・からしが個包装で取り除きやすいのもポイント。
- 活用法:加熱後にお野菜やうどんと合わせて。
パルシステム「yumyumたれ・からしなしひきわり納豆」
- 特徴:はじめからタレ・からしがついていない赤ちゃん向け仕様。国産大豆で安心。
- 活用法:そのままおかゆに混ぜたり、加熱せずでもOK(食べ慣れてから)。
CO・OP「国産大豆で作った納豆ペースト」
- 特徴:完全ペースト状で、初期〜中期の赤ちゃんにも使いやすい。手軽で調理の手間いらず。
- 活用法:スープやポタージュに混ぜて栄養アップ!
bebeco「まるごと納豆」
- 特徴:大豆・納豆菌のみで作られた無添加タイプ。粉末状なので保存がきいて便利。
- 活用法:ふりかけ感覚でおかゆにトッピング。離乳食後期〜完了期にも活躍。
納豆を使った離乳食レシピ
市販の納豆を活用した、簡単で栄養満点の離乳食レシピを3つご紹介します。
納豆がゆ
【材料】
・5倍がゆ(またはおかゆ)
・加熱したひきわり納豆 小さじ1〜2
【作り方】
- 納豆を加熱して、粘りを抑える
- おかゆと混ぜるだけ!
➡ 栄養満点で初期〜中期におすすめ
納豆と野菜の和え物
【材料】
・やわらかく煮たにんじん、かぼちゃ、ほうれん草など
・ひきわり納豆
【作り方】
- 野菜を小さく刻む
- 納豆と混ぜて完成!
➡ 手づかみ食べにもぴったり
納豆スープ
【材料】
・野菜スープ(コンソメなし)
・納豆ペースト or 粉末納豆
【作り方】
- スープに納豆を加えて軽く加熱
- とろみをつけても食べやすい!
まとめ:離乳食におすすめの市販納豆
納豆を離乳食に取り入れる際のポイント再確認
- 納豆は中期(7〜8ヶ月)頃からスタート
- タレ・からしは必ず除く
- 初めは加熱&少量から
- 国産・非遺伝子組み換え大豆を選ぶ
赤ちゃんの成長に合わせた納豆の活用法
納豆は離乳食初期~完了期まで、使い方次第で長く活躍します。
ペースト、ひきわり、粉末など月齢に合った形状を選ぶことで、飽きずに食べてもらえる食材になりますよ。
栄養満点で手軽な納豆を、ぜひ毎日の離乳食に上手に取り入れてみてください!