毎日の料理に欠かせない「塩」。
でも、スーパーで並んでいる塩って、実は種類がいろいろあって「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。
「健康に良い塩ってどれ?」 「添加物のない安全な塩を使いたい」
そんな方に向けて、この記事ではスーパーでも買える安全で体にやさしい天然塩の選び方と、おすすめの5種類をご紹介します。
塩の重要性と健康への影響
塩は健康のカギを握る
塩分の摂りすぎが健康に悪いのは知られていますが、だからといって「塩=悪者」ではありません。
ナトリウムは体にとって必須のミネラルで、血圧調整や神経の伝達、水分バランスを整えるなど重要な役割があります。
問題は、どんな塩を使っているか。
精製された塩と天然の塩では、体への影響もまったく異なるんです。
安全な塩を選ぶポイント
健康を気にするなら、選ぶべきはミネラル豊富な「天然塩」。
以下の点をチェックするのがポイントです。
- 原材料が「海水」や「岩塩」と明記されているか
- 添加物が含まれていないか
- 製法が自然由来か(天日干しなど)
塩は海水を煮詰めて蒸発させた後に残る結晶体。鉱物の岩塩も海水が長い年月をかけて結晶化したもの。
塩の種類と特徴
精製塩と天然塩の違い
種類 | 特徴 | 健康面への影響 |
---|---|---|
精製塩 | ナトリウム純度が高く、添加物が使われることも | ミネラルが少なく、摂りすぎで高血圧の原因に |
天然塩 | ミネラルを自然の形で含む。製法もシンプル | 体に必要な栄養素をバランスよく摂取できる |
天然塩のメリットとデメリット
メリット:
- ミネラル(カリウム、マグネシウム、カルシウムなど)を自然に摂れる
- 料理にまろやかな旨みが出る
- 身体に負担をかけにくい
デメリット:
- 精製塩よりやや高価
- 風味が強く感じることがある(最初は慣れが必要)
安全な天然塩の選び方
原材料表示をチェック!
塩の裏面表示は必ずチェック。
「海水」「天日塩」「岩塩」などの自然由来の原材料が記載されていればOK。
逆に、「塩化ナトリウム」「イオン交換膜法」などの記載があるものは精製塩の可能性が高いです。
添加物は入っていない?
「調味料(アミノ酸)」や「固結防止剤」などが含まれている場合は、人工的な加工が加えられていることがあります。
無添加のものを選ぶと安心です。
ミネラル量を見逃さない!
天然塩には、ナトリウム以外にも健康に良いミネラルが含まれています。
商品によっては栄養成分表示にマグネシウムやカルシウムの含有量が載っていることもあるので、参考にしましょう。
スーパーで購入できるおすすめ天然塩5選
沖縄の海塩「ぬちまーす」
超微細な塩で、ミネラル含有量はなんと21種類!
健康志向の方に大人気。
宮古島の海の恵み「雪塩」
しっとりとした粉雪のような質感。
焼き物や和え物にぴったりです。
沖縄の海水塩「青い海」
クセが少なく、普段使いしやすい味わい。
コスパも良く、家庭料理におすすめ。
沖縄の塩「シママース」
昔ながらの製法を守った塩。
風味がしっかりしていて漬物にもおすすめ。
塩田の天日海塩「あまび」
自然の力だけでつくられた天日塩。
ナチュラルな甘みが特徴です。
各塩の特徴とおすすめポイント
「ぬちまーす」
- 【特長】21種類のミネラルが含まれ、ギネスにも認定されたほど。
- 【おすすめ用途】野菜の浅漬け、スープ、ミネラル補給におすすめ。
「雪塩」
- 【特長】粒子が非常に細かく、塩辛さがマイルド。
- 【おすすめ用途】サラダ、焼き魚、天ぷらの付け塩など
「青い海」
- 【特長】クセのない味わいで、和洋中どんな料理にも合う。
- 【おすすめ用途】炒め物、煮物、味噌汁などの普段使いに
「シママース」
- 【特長】昔ながらの製法による濃厚な味わい。
- 【おすすめ用途】漬物、味噌づくり、梅干しにもぴったり
「あまび」
- 【特長】自然の太陽と風で作られた、まろやかでほんのり甘い塩。
- 【おすすめ用途】焼き野菜、パスタ、仕上げのひとふりに
まとめ:スーパーで手に入る安全な天然塩
安全な塩を選ぶことの大切さ
塩は料理の味を決めるだけでなく、私たちの健康にも大きく関わっています。
だからこそ、日常的に使う塩にはこだわって選びたいものです。
自分に合った塩を見つけよう
今回ご紹介した天然塩は、どれもスーパーで手軽に購入できるものばかり。
ぜひ、いろいろ試してみて「これだ!」と思えるお気に入りの塩を見つけてくださいね。